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ワンオンワン/1976年

青春スタァの呼び名がもっとも相応しいのは、東の三ツ木清隆と西のロビーベンソンでしょう!雰囲気も似てるし代表作とよべるものが無いのも共通点?いや、ロビーには「アイスキャッスル」「愛の架け橋」などのステレオタイプの青春物に加え、超メジャー仕事「美女と野獣」の声や近未来ダメ映画「レンタコップ」などの仕事でがんばってるようです。一方ミツギーは「いい旅・夢気分」でベテランらしい落ち着いたグルメリポートと元青春スタァらしい女将さんへの爽やかな対応ぶりで準レギュラーとして活躍中です。日本代表戦の裏番組にも嬉々として登板、敗戦処理として黙々とこなす仕事師振りにミツギーマニアとしては複雑な気持ちではあります・・・。そもそも三ツ木清隆なる俳優は、てゆーか話題は「ワンオンワン」でした。 私通う中学では野球部が幅を利かせ、我がサッカー部は雨の日にグラウンドを大きく使うしかない弱小部。インドア部ではバスケ部が権力を握っており、この映画公開時にはほとんど全てのバスケ部員が鑑賞会のごとく集ってうるさかったんですわ。あのな、こちとら政治家から流された○○券で、誰も見ないような「キラービー」やら「スウォーム」やらまで見届けてきた暗闇の王なんだぞ?そこはおれの席だ!こんな爽やかなスポ根映画へらへら視にきやがって、「ドクターモローの島」にあやまれ・・・いやシールズ&クロフツのサントラが最高でしたし帰りはモスでいかにイイ映画だったかみんなに力説していたのは私です。  

鷲は舞い降りた/1976年

ジョン・スタージェスの男気溢れる硬質な手触りの戦争映画。同時期に「遠すぎた橋」というオールスターによる大スペクタクル娯楽ちょっぴり反戦映画にスポットが当たり過ぎ、地味な扱いでしたが内容は抜群に地味。テーマ曲も暗くて陰鬱。だが!スタージェス一家の分家の親戚の隣近所をうろうろ徘徊する私にとってこの作品は、彼節が随所に出ており(友情を超えた男同士の尊敬の念)派手さは無くともやはり「いいなぁ」と見てしまうのです。

ワイルド・バンチ[’69/米/137分]

初めて購入したDVD。しかしイイ味出した親父連中をよくこれだけ集めたもんです。 サムペキンパー、まんせ〜!西部の町を流れながら切なくも、男気あふれる友情を描いたウエスタン。アーネストボーグナインが健気で泣けます。

ワンダラーズ [’79/米/117分]

「ウエストサイド物語」「グリース」「ウォリアーズ」の流れをくむ町にたむろす少年チーム同士の対立を描いているが「グリース」ほどナンパではなく、「ウォリアーズ」みたいに死者も出ず、どっちつかず。最後はアメフトして勝利等とちょっと予定調和ですかね〜。

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