RYU'S KITCHENは音楽と映画のレビューの紹介をしているサイトです。

東京湾炎上[’75/日/100分]

出ました。藤岡弘主演の超大作。丹波様もからむとなれば、手に汗握る事にはなりませんな。悪役を水谷豊が演じるのはかなり新鮮。大型タンカーを乗っ取るテロリスト。テロリストの政府への要求は、鹿児島のコンビナートを自衛隊に破壊させろと言うもの。コレを全世界に放送し、豊な文明の愚かさを知らしめろ、ってなもんで。日本政府がとった作戦とは?TVや映画の特撮スタッフを極秘に集め、今までの映画で使ったフィルムを加工し、コンビナートを破壊しているように演出するという手段(・・・おい!)佐藤慶が怪しげなプロデューサーで「キュー」「ハイ!ここで3カメ、パン!」「いいよ〜、いいよ〜」・・・っておい!テロリストも昔の特撮観せられて「すごい!いいぞ」だって。

12モンキーズ[’95/米/130分]

時空を行ったり来たりして、ブルース・ウィルスがブラピ達を追うのは理解。が、他が理解できない。一体何が起きているのか。エンディングまで観ても解明されず、というよりも理解できず、不快感が残った1本。誰か・・・教えて下され〜(泣)私の文系頭では理解できましぇん。まるで高校時代の数学2の授業並み。(号泣)

遠すぎた橋[’77/英・仏/175分]

生まれて初めてリアルタイムで接した超大作。日テレで木曜スペシャルってのがありまして、(矢追さんとかのアレ)その1時間半のワクで「公開直前!これが遠すぎた橋だ!」(タイトルは今つけました^^)を観た私は「コレは何と凄い作品なのだ!モーレツに観たいぞ!」の気持ちに駆られ、観てない映画のサントラをすぐさまゲット。公開を待ちました。ちなみにこのスペシャル番組のホスト役は水野晴郎氏。出演14大スターのうち、来日したエリオット・グールドにセクシーにインタビューしていました。内容はパラシュート部隊や戦闘機の出撃シーンに「おぉ!」とくるスペクタクルを感じますが、「戦争とはむなしい」のとってつけたエンディングがなかなか「?」。出演時間はロバート・レッド・フォードは10分、ライアン・オニールは15分、ローレンス・オリヴィエは18分。みんなわがまま忙しいフリ?1番おいしかったのは、葉巻の大将エリオット・グールドでした。

ドグマ[’99/米/129分]

マット・デイモン&ベン・アフレックのコンビが放つ異端の映画。確か神を侮蔑する行為だとか何とかで、この映画は非難されたはず。どうしても宗教のタブーを題材にすると タタカレルんだよね〜処刑人の時もそうでしたが。特にアメリカ・・・PTAとか、HM/HRのアルバムだってそうよ・・・。神の怒りに触れ人間界へ落とされたロキ(マット)とバートルビー(ベン)。・・まるでルシファーのようだが・・・。コレに他の天使やら神々が加わり話しが進行。一番の見所大天使メタトロン(アラン・リックマン)の股間という・・・。メガテンマニアはチェックしておきたい1本だがあえて苦言を・・・。面白みに欠けたが、結局最後まで観ちゃったわ・・・。時間の割りに内容が伴っていないような気がした。

となりのトトロ[’88/88分]

多分宮崎アニメでは一番好き。何が好きかと言われたら・・・風景が好きと返答するだろう。今はもうなくなってしまった、昭和の時代の風景。何となく母の実家の空気が漂う。あと、猫バスも好き。好きと言うよりも猫バスをマイカーにしたいもんです。

ドニー・イェン/COOL[’98/香港/90分]

うぅ・・・どうしたんだ、ド兄さん。カンフーアクションは殆ど無く、薄暗い場所でピアノの曲に乗りながらガンアクション・・・。ド兄さんのカタルシスぶりが炸裂しすぎている。あぁダメだよこんなんじゃ。(泣)

ドラゴンイン[’92/香港/104分]

砂漠のホテルドラゴンインで起こるひきこもごも・・・。我らがドニー・イエン先生はほんのりメイクで悪役宦官を演じるが、頬紅がカワユイド兄さん。冒頭10分とラスト10分に出演。ストーリーはなかなかどうして、コメディ風味を笑っていいものなのか、微妙なじれったさでとりあえずは進行。カンフーより剣のバトル多し。ラスト、ド兄さんがとんでもないことに!このラスト5分だけのために観る価値大有り。恥ずかしいぞ、ド兄さん!わはは!

ドラゴン危機一髪’97[’97/香港/91分]

ドニー・イェンをこの世に知らしめた記念碑的大傑作!ラスト20分は息継ぐ暇なしの歴史に残る超人ハイテンション・アクション!エンディング近くではド兄さん(ドニー)の恋人の首チョンパ!!ラスボスはド兄さんに目をえぐられる!!(わはは!いいぞ〜。)ジャンクロードバンダムあたりのぬるいカンフーシーンを見慣れていると、この映画のバトルシーンはかなりの衝撃と驚きを与えてくれるだろう。最後の本格派ドニー・イェン。是非とも彼の作品をみるべし。

ドラゴンハート[’96/米/103分]

テレビでも先日(一体いつだ?)放送されてましたが、分数も短いから放送しやすかったのか、よくこれを選んだもんだと感心。時代はちょうどアーサー王の頃の設定か、おもむろにドラゴンが主人公。(脇役ではないと思うが)このドラゴンの吹き替えをショーン・コネリがやっているので意外と知られているかな。この1本はサムライ魂とも共通の騎士道が、人間としての生き方がテーマ。テンポよく観やすく・・・でも最後は号泣。まさしく感動をありがとう!ショーン・コネリ!!(涙)

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