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映画レビュー か01

このページのレビュー済み作品

怪奇!吸血人間スネーク[’72/米/99分]

血清を打たれて徐々に蛇になっていく、人間の姿の過程がかなり怖い。蛇人間のメイクの怖さだけは必見ニョロ。蛇人間が進化すると、さて何になるでしょう?・・・ただの1匹の普通の蛇。エンディングは蛇を見て、ギャーギャー怖がるおばちゃんの大アップがストップ・モーション。気丈な人間社会を痛烈に糾弾した、アメリカンニューシネマにホラー風味なSFパニック映画になってません・・・。

帰ってきたドラゴン[’74/香港/100分]

世界一美しい回し蹴りを放つ男(当時)ブルース・リャンと、世界一鋭いハイキックを持つ男(当時から!)倉田保昭師が激突するランニング・カンフー映画。何故にランニング?いや〜とにかく走る走る。たまに登ったりしながら走る!あいまに二人のハイクオリティなバトルが!おそらく全盛期の二人があらゆるアイデアを出しながら、極限まで己の肉体を酷使し、コレでもか!!のアクションを見せてくれる。必見!!主演はリャンだがルックスに難があるんで変なヤツを演じる。ライトコメディ風だがなめちゃ〜いけませんぜ。

カサンドラ・クロス[’76/英・伊/128分]

訳の分からない細菌が蔓延しているかもしれない乗客列車。政府は列車ごと乗客を始末してしまえ「えいっ!!」ってなもんで、見事に全員死亡。旧ソ連がこの映画みたいに、チェルノブイリ原発事故で・・・(以下略)。アメリカって悪い国だなぁ!って感想。私の地元ではキング・コングと同時上映。

カタストロフ/世界の大惨事[’77/米/88分]

なんと!「死亡遊戯」と同時上映の恩恵にあずかり、ブルース・リー師最後の作品を観にいった少年はみ〜んな観ました。観せられました。観たくもないのに、まさに大惨事。「ご入場の際はあらかじめ出口を確かめて下さい」・・・出ました、東宝東和マジック。早く帰れってことかしらん。メインは高層ビルから転落する人間、いや人影。いや、人影らしきもの・・・。「つまんね〜んだよ!早くトラックスーツ観せろ!」みんな涙目でした。

合衆国最後の日[’77/米・西独/125分]

バート・ランカスターって大物風でしたからこの作品も大作風で、以外に小学生の私は大満足!したっけかな?ミサイル発射シーンはなかなか。結局合衆国は最後を迎えません。

仮面の男[’97/米/132分]

フランス王朝時代という時代設定は私の大好きな分野。フランス国王が双子だったってことでネタが始まります。ジョン・マルコビッチが観たくて観た映画。ちと長すぎ。意外とデカプーも嫌みな感じがしなくて、観やすいです。どうしてもデカプーが出ていると構えちゃうんだよね。でもこの私が観たいと思ったのですから!わはは!観ておいて損はないです。スケ番刑事鉄仮面伝説!を思い出してしまうけどね。

カプリコン・1[’77/米/129分]

音楽はジェリー・ゴールド・スミスの重厚な音で盛り上がる。同時上映のオルカよりはるかに上回る面白さ。重く暗くハラハラし通しの展開。ラストシーンの爽やかさっていったらもう特筆もの!NASAの火星探査は地球上のスタジオで行われていたという、今観るとなかなかタイムリーな作品。だってNASAは月に行ってな・・ぴーー!!

ガルシアの首[’74/米/112分]

ウォーレン・オーツ、イイ!70年代後半少しトウがたってきた、チャーブロことチャールズ・ブロンソンと一時期キャラがかぶりまくりの渋めの役を演じていた時期があるが、最初に彼(オーツ)の作品を観たのがコレ。B級アクションの主役を何年も続ければ「男」だった人だが、賞狙いの脇役に色気を出しちまい・・・。この映画はタイトルに反してハードな内容に割りとソフトなラブストーリーもからんでいる。

華麗なるギャツビー[’74/米/146分]

音楽が素晴らしい!!綺麗な曲とはこのような曲を言うんでしょう。無菌室で育てられた無垢な優等生的なメロディに乗せて、アメリカを代表するハンサムガイ(死語)ロバート・レッドフォードがミア・ファローにストーカー的に迫るがエンディングがしょぼすぎ。原作通りだがちょっと寂しいですなぁ。プールに浮かぶRR。

カンサスシティの爆弾娘[’72/米/99分]

ラクエル・ウェルチ!出てます!これがこの映画の全て。ローラーゲームのスターが主人公でこの題名って時点で「俺は文芸映画、芸術映画なんか作るか!アンチテーゼに生きるんだよ!」の製作者の叫びが聞こえてくるようだ。ジョディ・フォスターもちょっと出演。主人公がチームを変わる際の不条理な話しは全くもって腹が立つ!ナニ本気で怒ってんだ、私は・・・。

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