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CDレビューM01

このページ掲載レビュー済みアルバム

MEGADETH/COUNTDOWN EXTINCTION

刺刺しくギザギザした、手触りの悪い複雑なリフが魅力のそれまでのメガデス。とっつき難く、メロディレス。いやそれが魅力なんだってば、ホント。このアルバムから明らかにまろやかさが感じられるようになったのはマーティの血でしょうか。マッチし始めてきたぞ、みたいな。歌は相変わらず意地悪でクールな声でムステインが自己主張してるけど、プロダクションも含めて音がソフトでかなり聴きやすくなっている。スラッシュメタル四天王のうち3人はそれぞれの道を歩んでいきますた・・・未だに同じ場所に居続ける家主スレイヤーから逃げるように。このアルバムは後年のシングルカットも出来るんじゃ?のレベルでは無く、聴きやすいスラッシュメタルってな感じでマニアもビギナーも共存できると言う意味で私にとってのメガデスの中で最高傑作となっております。

METALLICA/METALLICA

このアルバム聴いての第一印象は「音がイイ!」って事。なんてのかな、カチッとまとまって一体感がある音で重い。トゲトゲしさがなくクリーン過ぎるきらいがあるけど、心地よい音圧。「あぁ、これからはこんなプロダクションなんだなぁ・・・。」って何気に思ってはいたけれど歴史的にみてもこれは彼らの確変。スラッシュメタル4天王とかって並び称されたslayer、megadeth、anthraxとライバルだった彼らだけど、世界的な名声とポピュラリティをこれで勝ち取ったんじゃないかなってね。王道=メタリカ、な図式。まぁ悪くは無いけど、メタルにある種カリスマ性やアンダーグランドな過激さ不可欠だとすれば、slayerに勝てないmetallicaってな図式も同時に出来上がった感も。

MOTLEY CRUE/GIRLS GIRLS GIRLS

( ゚д゚)<ゴッズメイドへービメタルイッツ (゚∀゚)<ネーバー ・・・ヽ(`Д´)ノ<ゴナダァーイ!!!いきなりマノウォーを歌ってしまいました。まぁこれも石に刻まれた運命(さだめ)なのだから・・・さて対極にあるモトリーだけどね、いやぁ視ました。武道館でのトミーリー360度回転ドラムソロがメインのガールズ3ツアー。オープニングのストリップ小屋ソングから萌え。ニッキーシックスは最高にカッコヨカタ。ヴィンス二ールもエネルギッシュに観客を煽り、トミーリーは今ツアーの主役。ミックマーズは・・・あの、ミックは・・・まぁそんな事はさておいて友人と一番盛り上がったのはアンコール。 THE BEATLESの"Helter Skelter"AC/DCの"Highway To Hell"AEROSMITHの"Walk This Way"LED ZEPPELINの"Rock And Roll・・・周りの若いファン達が「なにこの曲?」を尻目に二人で歌いまくったってデュエットかよ?声枯れました・・・。ちなみにこのチケットを取ってもらった東京の友達の知人は知る人ぞ知るバーバラ昭忠。礼儀正しいナイスガイですた。あ、このアルバム。モトリーのアルバムの中でこいつが一番不良性を撒き散らしてるあぶねぇアルバム。今聴くとおとなしめかなって思うけど、前作がグラムっぽいケバアルバムだったんでギャップが感じられたんだねぇ。コンセプトはバイクとタトゥdeath!

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